スピカブログSpica Blog
セミオーダーシューズ納品後の調整
2024.05.31|セミオーダーシューズ,
オーダーシューズと聞くと、出来上がった靴を履くと、完全に足にぴったりのものになっていると思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
木型から作っていないセミオーダーシューズであればなおさらです。
(ビスポークシューズは、お客さま1人ひとりの足に合わせて木型を作り、さらに仮靴まで作ってフィッティングを確認した後に、本番の靴を作るので手間や工程が全くが違います)
フィッティングシューズでご自身の足に一番合うサイズを選んでいたとしても、実際に出来上がった靴を履いてみると、若干小指に当たりが出ていたり、甲の部分に余裕があり過ぎたりと、調整が必要となることはままあります。
スピカのセミオーダーシューズは、靴の納品後、フィッティングに問題がある場合には、ご納得いただけるまで無料で調整をさせていただいております。
グッドイヤー製法の靴は、履いているうちに徐々にソールが沈んでいくためタイト目に作ることをおすすめしておりますが、そうすると革がまだ固い履き始めの時期には痛みを感じることがよくあります。そのような場合には、ストレッチャーやポイントストレッチで痛みを感じる部分の革を伸ばしたり、革を柔らかくしたりすることで調整をします。
甲部分に余裕がある場合には、タンと呼ばれる甲の革の部分にスポンジを入れて調整することもあります。
お客さまの症状に合わせて、最適な調整方法をご提案させていただきます。
このようなご対応がすぐにできるのは、靴づくりができて尚且つ靴修理もできる職人がいるスピカだからこその強みです。
オーダーシューズは作って終わりではありません。
「ご自身の足に合うよう調整していく」という方が正しい理解ですので、その過程を楽しむという心づもりでオーダーシューズをお作りいただくのがいいかもしれません。
それがオーダーシューズの醍醐味の一つでもありますし、サイズ調整も生業としている修理店スピカでオーダーシューズを作る最大のメリットとも言えます。
セミオーダーシューズのご予約やお問い合わせは、お電話(03-6413-6656)またはHPから承っております。
商品の詳細についてはスピカのセミオーダーシューズページをご覧いただき、ご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせください。
革靴オーダーメイドなら東京・麻布十番のスピカへ
このブログ記事のコメント
現在コメントはありません。
コメントを投稿
※ 投稿されたコメントは管理者の承認後に表示されます。