スピカブログSpica Blog
ヒールの修理
2013.11.25|靴の話
ヒールの修理と言えば靴修理の基本中の基本です
もしも減らないヒールなんかが発明されたら素晴らしいですが、靴修理屋は軒並み廃業してしまうでしょう
そんなヒールの修理、つまりどこの修理屋に行ってもできるメニューのひとつなのですが、スピカの提供しているそれはちょっとひと手間、他の一般的な修理屋さんよりこだわってますよというトコロを紹介したいと思います
上が修理前の画像
こちらが修理後の画像
スピカではヒールの表面の外周に、「額縁」と言われる意匠を、熱したコテを使い
一足一足丁寧に施します
ヒールのエッジを際立たせ、キリッとした表情になりますね
以前インクを塗って額縁を入れていた時期もありましたが、やはりコテを使って入れた本物の額縁の方が、熱で蝋を溶かして染み込ませることで艶も出て高級感が全く違います
ヒールにまつわるディテールは他にも色々あり、等間隔で打たれた飾りの真鍮の「化粧釘」(オプションになります)や、歩行時にヒールの角をボトムスに引っ掛けないよう(チーニーの社長談)、内側の角を落とす「ジェントルマンズコーナー」など、お客様の好み、こだわりにできるだけお応えできるようご用意してお待ちしております
以上は紳士ドレスシューズに施す意匠ですが、靴の雰囲気に合わせて、細かなディテールもお気軽にご相談ください
靴修理と靴磨きのスピカ
バッグクリーニング、バッグ修理も
鈴木
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