スピカブログSpica Blog
悩んでおります
2010.05.23|靴の話
こんにちは、たなかです。
実はここ最近、ずっと同じことで悩んでいます。
それは…
コレ。
そう、 「コバの角度」 です!
この画像をよ〜く見てもらうと、靴底が地面に向かってホントにほんの少しだけ末広がりになっているのが判ると思います。
(ちなみにこの靴はウェルトまで減ってしまっていたので、補強してからソールを貼っています)
通常、靴を作るときも直すときもソールは「コバの面に対して90度」にするのが美しいとされています。
特に手製靴の場合はコテをかける工程があるために、90度でないといけないのです。
でも、最近ふと思ったのです。
「あれ? 修理ならコテかけないから、角度つけてもイイんぢゃね?」
ホントにほんの少し、わかるかわからないかギリギリな加減です。
コバに角度をつけると、何とも言えない存在感が靴に生まれることに気がつきました。
しかしながら、コレって誰か差に気がつくんでしょうか?
気がついたらついたで、「ヘタクソ」と言われないんでしょうか?
しかもこの加減がなかなかに難しい…。
そんな細かいことに真剣に悩む毎日です。
同業他社の皆さま、こんな話で真剣に議論してみませんか?
賛同して頂ける方を募集しております。
画像は先日の帰宅時に見かけた、ベルルッティのビスポークサンプルです。
靴修理と靴磨き バッグ修理もやってるよ Spica たなか
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