スピカブログSpica Blog
オールソール 秘密の靴
2009.08.13|靴の話
今回も続けてオールソール! 個人的にはオールソールって修理屋の顔かな、と勝手に思ってるんですけどね。
今回オールソールしたのはこちら!
残念ながらブランド等の詳細は秘密なんです。
磨きもかかってただならぬ雰囲気をかもし出しております。
今回はオープンステッチで半カラス仕上げ、ヒールは耐久力が強く滑りにくいラバーになっています。 そして今回もやりましたよスピカ秘伝(笑)の 「ロールウエスト加工」!
ウエストが美しいカーブを描いているでしょ?
さらに今回のテーマは 「いかにビスポーク顔にするか」 です。
なので今回はさらに、ヴェヴェルドウエスト(風)にロールウエストからラウンドエッジ(丸コバ)につなげ、限界ギリギリのピッチドヒールに仕上げてみました。
どうですか? 平コバから丸コバ、そしてピッチドヒールへのつながりが流れるようでキレイですよね。 アッパーからヒールへのつながりもかなり 「攻めた」 ので難しかったですが、上手くいきました。
ヒールもピッカピカ、ウィールもキレイに模様が入りました。
今回のオールソール、オープンステッチやラバーヒールな点も含めて50年代のイギリスのアンティーク・ビスポークシューズのような雰囲気に仕上がりましたよ。 ワタクシは 「ジョージ・クレバリー」 をイメージして作業しました。
何より 「カッコイイ」 ことが大切です。
皆さんも特別な1足、スピカと一緒に創り上げてみませんか?
たなか
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