スピカブログSpica Blog
健康
2012.11.21|会社の話
皆様が抱いている靴修理という仕事のイメージって…
・いつも手が汚れている
・埃っぽい
・機械やハンマーの音がうるさい
・くさそう
だいたいこんな感じなのではないかと私は思うのですが、いかがでしょうか
こんなマイナスなイメージばかり列記すると、ちょっと自虐的な人と思われそうですね…
それでも私は元々靴が好きだったことと、面白くてやり甲斐があると感じられたことで、この仕事を今でも続けているのだと思います
靴の修理屋になって10年くらいの間、たくさんの職人たちを見てきましたが、
修理の際出る革やゴムなどの粉塵、接着剤から絶えず揮発する有機溶剤などの、体に悪そうなものへの危機感が希薄な業界だな〜とも思います
大手のチェーン店でもマスクが支給されていないところも珍しくなく、職人たちも表立った健康被害があまり自覚できないことや、接客の時などに失礼かと思うから?なのか、マスク無しで作業している人が本当に多いです
日本では普通に使われている一部の接着剤が、ドイツなどでは国内に持ち込むことすらできないとか、とある靴修理工場の工場長が人間ドックに行ったら、タバコを吸わないのに肺が真っ黒だった…なんて話を聞くと、「早く他の仕事見つけなきゃ…!!」なんて思ったり…
スピカはまだ小さな靴修理屋ですが、小さい分、僭越ながら業界をリードする色んなアイデアが生まれる可能性を秘めていると思います
職人の健康にも配慮して、安心して長く続けられる環境づくりも業界のスタンダードになるべきと思いまして、この度マスクをグレードアップしました
ガンダムっぽくてちょっとダサめですが、かなり安心感あります
ちょっとずつ、環境を整えて、より良いサービスを提供していきますので今後ともスピカをどうぞよろしくお願い致します
靴修理と靴磨きのスピカ
バッグ修理、クリーニングも
鈴木
このブログ記事のコメント
現在コメントはありません。
コメントを投稿
※ 投稿されたコメントは管理者の承認後に表示されます。