スピカブログSpica Blog
世界のやっちん
2010.11.22|スピカ偉人伝
いつまでたっても大人になれない永遠の18歳、たなかです。
今日もまずはむかしばなしから。
10数年前、まだ高校生だった頃の話。
ある日 UNITED ARROWS原宿本店 に行き、地下への階段を降りたところ…。
当時全盛だったアントワープ・コレクションに並んでそこには美しくディスプレイされた数足の靴が。
「なんとも不思議な靴だなぁ」
なんて思いながらも、アンティークかディスプレイ用のサンプルだろうと思いスルー。
それから数か月…。
ある日雑誌「POPEYE」を読んでたら、そこにはALDENのタンカーブーツと並んでカッコイイ1足の靴が。
MIHARA YASUHIRO
その記事にはそんな日本人の名前が。
詳しく調べると、UAで見かけた靴もその人のものだという。
たなかはそこから勘違いが始まり、靴の道に入ってしまった。
何かというと、そのMIHARAという人が「作ってる」ものだと思ってしまったのです。
「あぁ、靴って日本でも日本人でも作れるんだ」と。
もちろん当時から靴は好きでしたが、自分で作るなんて思ってなかったのです。
そんなことから現在に至るわけで…。
ちなみにその時に雑誌で見た靴がコレ、UAで購入しました。
ALLSTARタイプのスニーカーを、すべて革で作ったもの。
MIHARYASUHIROの代表作で、現在でもバージョンアップして作り続けられている模様。
当時のタグがこちら。
現在は MIHARAYASUHIRO TOKYO ですが、その前は SOSU MIHARAYASUHIRO というお店でしたね。
皆さんご存知の、表参道近くの美容室の地下。
でも、その前の、初めての路面店の場所は246を超えてギャルソンの先、ヨックモックの隣のビルの地下だったんです。
そういえばここで、ロビン・ウィリアムスに会ったなぁ(しみじみ)。
そんなこんなで、スタッフさんや三原氏(やっちんさん)にもよくしてもらったなぁ(しみじみ)。
とか想い出にふけっていたら、昔の靴が見たくなったので実家で眺めてみました。
古いコレクションの一部を並べてみました。
こうして眺めていると、なんだか懐かしいあの頃を思い出します。
でも、どれも共通して「アンティークの靴みたい」じゃないですか?
そういえば、現在では世界のMIHARA YASUHIROですが、実はその前にもうひとつの名前があったのはご存知ですか?
まだ本格デビューする前に1年間だけ、ごくごく1部のショップでのみ扱われていた頃。
Archidoom Yasuhiro Mihara (アーキドゥーム ヤスヒロ・ミハラ)
”Archi”(構築)と”Doom”(破滅)という対極の言葉を組み合わせたそうで、「固定概念を覆す」という想いで名付けたそうです。
なんと!
現在旧ショップ SOSU MIHARAYASUHIRO にて「Archidoom Since 1996 by Miharayasuhiro」と題して期間限定でシューズショップが展開されているそうです。
過去のコレクションの展示・販売のみでなく、12月4日には過去のコレクションの一部オーダーができるそうですよ!
行きたいけど…その日はSpicaに出勤、靴磨き教室です!
Archidoom Since 1996 by MHARAYASUHIRO
11月13日(土)〜12月26日(日)
12時〜20時営業(土日、祝日は、11時〜) 不定休
東京都渋谷区神宮前5の2の6 コロネード神宮前 B1階
tel. 03-6805-1205
靴修理と靴磨き バッグクリーニング Spica
数えたらMIHARAだけで80足くらいあった たなか
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