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リヒテンシュタイン 華麗なる公爵家の秘宝
2012.11.12|その他の話
先日のお休みの日、久しぶりに国立新美術館へ行ってきました。
今開催されている企画展はこちら。
リヒテンシュタイン展です。
スイスとオーストリアの間に位置するヨーロッパの小国リヒテンシュタイン。
国家元首たる公爵家が築き上げた世界有数の美術コレクションの一部が公開されています。
わたしが気に入ってポストカードを購入したのはこの2点。
左はレンブラントの作品でキューピッドとしゃぼん玉。
愛の儚さを表した絵だそうです。
わたしもいつか実感する日がくるのでしょうかね…
右のものはなんとぜんまい仕掛けの酒器なんです。
鹿の体の中にお酒が注がれていて、
ぜんまいで動いたこの酒器が自分の前で止まったら
鹿の頭を取ってお酒を飲みます。
これを繰り返していくのですが、
お酒の量が少なくなってくるとこの複雑な器の形のためにうまく飲むことが難しく、
宴会が大いに盛り上がったそうです。
こんな精巧なものを作る技術が400年も前に存在していたんですね。
このように、ひとつひとつの絵や工芸品がどのような意味をもち、
どのような使われ方をしていたのかを知るとより美術館が楽しめる気がします。
12月23日までやっているので興味のある方は行かれてみてはいかがでしょうか。
靴磨きと修理、バッグクリーニンングと修理のスピカ
高濱
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