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博多祇園山笠
2011.07.17|その他の話
こんにちは、手嶋です。
ご無沙汰しております。
ここ最近は、実家のある福岡に帰ることが多いので、店頭でお客様にお会いできる機会が少なくなっていますが、暑さに負けずに頑張っていますので、ご安心ください。
さてさて、今回も東京の話題ではなく、福岡のお話し。
私が生まれた福岡では、5月のGWに開催される「博多どんたく」という祭りに加え、7月にも有名なお祭りがあります。
その祭りとは、「博多祇園山笠」。
東京にお住まいの方でもニュースやインターネットで一度はこの名を聞いたことがあるかもしれません。
先日もYahooニュースのトップに写真入りで載っていました。
簡単に概要を説明をすると、博多祇園山笠は、福岡市の博多区で毎年7月1日から7月15日にかけて開催される700年以上も歴史のある祭りです。
その起源は、1241年に承天寺の開祖、聖一国師弁円が施餓鬼棚(せがきだな)に乗って疫病退散を祈願しながら博多市内をまわったのが始まりといわれていて、現在では、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。諸説あるらしいので正しいかどうかは分かりませんし、難しい言葉が並んで意味が良く分かりませんね・・・(笑)
博多の町には祭りの期間中、14か所で写真にあるような「飾り山」が建てられ、祭り気分を盛り上げます。
7月10日からは走る山(=博多では「舁き山」という)が町を駆け抜け、15日の「追い山」で、祭りは一番のクライマックスを迎えます。
今回僕は、11日から福岡に帰って仕事をしていたので、時間を作って13日の「集団山見せ」と15日の「追い山」に参加してきました。
山笠には5歳ぐらいから18歳まで毎年参加していたのですが、福岡を離れてからは一度も出ていなかったので、今回は13年ぶりの参加です。
まずは人生初の長法被(ながはっぴ)姿を。
子供のころは、買ってもらえなかったのですが、いい大人になったので購入しました。
山男たちは、祭りの期間中はこの格好で外出をします。
ただ祭りのメイン会場は中洲あたりなので、この格好で天神エリアをぶらつくと周囲からジロジロ見られて恥ずかしいです・・・。
続いてこちらが、山を舁くときの格好。水法被(みずはっぴ)。
どちらも真ん中にいるのが、甥っ子の拓磨、2歳です。むちゃくちゃ可愛い!!
15日の「追い山」は、空が白み始める4時59分に太鼓の合図でスタートし、6時頃には終わります。
つまりほぼ徹夜で祭りにのぞむため、実は、祭りが終わってからが一番地獄なんですね。
僕は、当日10時から普通に仕事だったので、とにかく眠い・・・。
なんとか14時までに仕事を片付け、15時過ぎの東京行きの便に飛び乗りました!
機上で爆睡だったことは言うまでもありません。
ただ、とてつもない疲れを感じながらも、久しぶりの山笠に、やっぱり自分が“博多っ子”なんだなぁ~と再認識でき、満ち足りた気持ちで眠りにつくことができました。
また来年も出たいなぁ、と今から胸をときめかせています。
靴修理と靴磨き スピカ
手嶋
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