スピカブログSpica Blog
奄美の龍宮
2010.06.07|その他の話
こんにちは、たなかです。
徹夜明けなう、本日2回目の更新です。
本日のご紹介は、黒糖焼酎です。
昨年のこと。
「坂の上」伊勢五本店にて見慣れぬ美しい一升瓶を見かける。
店主氏に尋ねると、
「通常は小瓶しかないんですけど、島内でのお祝い用に何本か作ったらしいんで2本だけ分けてもらいました」とのこと。
なかなかいいお値段のためその場での購入を断念するが、次回に伺った際には当然売り切れ(後悔)。
通常品はこちら
右: 龍宮 まーらん舟 /黒糖焼酎33度(33=サザン=南 にちなむらしい)/鹿児島県奄美大島 富田酒造場
左: 龍宮 まーらん舟 無濾過原酒 /黒糖焼酎40度/同上
徳之島の徳南製糖の南郷さんが薪で焚いた昔ながらの純黒糖を用いて伝統製法の全量甕仕込み、黒糖本来の豊かな風味を生かすため極少量を蔵出しする逸品。 ちなみに徳之島産の黒糖は沖縄本島産の約3倍するという超高級品、それでも「奄美の酒」をつくるという信念で使うらしい。
黒糖焼酎蔵の中でも最も生産量が少なく、出会うことは難しいがそれでも際立って濃厚な香りと味わいの為に探すファンも多い。
ちなみに蔵の年間生産石数は500石程度(25度1升瓶換算で約5万本)。
緑と水色の瓶が実に美しく、手漉きの和紙ラベルの文字は全て富田専務の手書きによるもの。
そういえば、泉重千代さんという男性はご存知ですか?
1986年に亡くなった男性なのですが、なんと満120歳!
当時の世界最長齢でギネスにも認定されていますが、「長寿の秘訣は黒糖焼酎」と自身で仰っていたそうです。
翁が飲んでいたのは富田酒造場の黒糖焼酎だったそうです。
話がずれた。
後日、その話(美しい1升瓶の話)を練馬の「山万酒店(地酒のやままん)」の若主人としていたところ
「じゃあ富田さんに聞いてみますね」とのこと。
数日後、「分けて頂けました!」とのご連絡を頂く。
それから半年以上、どうしても都合がつかず伺えなかったのだが先日やっと受け取りに行けました。
それがこちら
ちなみにこちらは33度の物になります。
いかがでしょう、深い青のボトルが綺麗でしょう?
ちなみにこちらの「地酒のやままん」さん、練馬区の中村橋にあります。
地酒、特に焼酎ファンの間では有名なお店です。
他におすすめは「大和桜」「日南娘」「さつま」「春雨」「長雲」辺りでしょうか?
いずれも他のお店では購入は難しい銘柄ですが、こちらでは店頭に並んでます。
「こんな味が好き」と言って選んでもらうのがいいかも。
あまり大きな声では言えませんが、以前から森伊蔵、萬膳、魔王、伊佐美、兼八、川越なんて物の取り扱いもされてます。
飲食店であろうが個人であろうが、分け隔てなく購入実績に応じて出していただけます。
有名無名問わず、とにかく手ごろで美味しいお酒の、美味しい飲み方を教えていただけます。
また、自店で取り扱っている銘柄・蔵のことならどんな質問にも答えていただけます。
末永いお付き合いをするならこういうお店です。
靴修理と靴磨き バッグメンテナンス Spica たなか
このブログ記事のコメント
- W槻商店|2010.06.11 15:19
- まーらん舟。
昔、親父にたのまれて買った事がある。
その時すでにプレミア価格だったな、、
たなか、
レインボーカントリーに白百合(泡盛)飲み行こうよ!
- admin|2010.06.11 20:58
- W槻商店 様
これは意外なところから反応が!
レインボーイイねぇ、Mr.Kiyoshi。
で、いつの話? まさか今日じゃ…?
by たなか
コメントを投稿
※ 投稿されたコメントは管理者の承認後に表示されます。