つま先補強Toe
仕上がった時にソールの厚みと材料の線がつながるように
見た目の美しさにも配慮して作業しています。修理の仕上がり後、つま先だけ厚くなってしまったり、逆に薄くなってしまったりしないよう、削れの状態によって材料の厚みも調整します。
サービス内容
削れてしまったつま先をレザーかラバーで補強します。
新品、またはあまり履かれていない靴であれば、削れの予防としてスチールで補強することもできます。
該当サービスを受けるタイミング
- ソール先端の厚みが3~4mm程度削れてきているようであれば、早めのつま先補強をお勧めします。
職人からのアドバイス
つま先が削れ、ソール自体のコシが無くなってきますと、補強しても材料が剥がれやすい仕上がりになってしまいます。
ダブルソールなど底の硬い靴は、つま先への負担が大きく、削れやすいので早めに修理されることをお勧めします。
料金と納期
- 料金(税込)
- 納期
- つま先補強(ラバー)
- 2,750円
- 4日
- つま先補強(レザー)
- 3,300円
- 4日
- 減り止め釘
- 1,100円
- 4日
修理例
修理工程
-
削れて丸くなったつま先を斜めに平らに削り、
接着面をつくります。 -
傾斜のついたレザーまたはラバーの補修材を用意します。
-
両方の接着面にのりを塗ります。
-
のりが乾いたら張り合わせ、ハンマーでよく圧着します。
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余った部分を削り、断面を整えます。
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削った断面をインクで染めます。
-
ワックスでピカピカに磨きます。
-
レザーの場合はこの後底面を研磨し、
染め、磨いて仕上げます。
つま先補強の事例
よくあるご質問
Q.つま先が削れた靴にヴィンテージスティールを取り付けることはできますか?
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- A.
ヴィンテージスティールはネジで固定するため、つま先にある程度の厚みがなければ取り付けることができません。
ヴィンテージスティールかトライアンフをご希望の場合には、買ってすぐに取り付けることをオススメします。